2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

歌舞伎と「きもの」

音羽屋(尾上菊五郎)さんの長男菊之助さんと 播磨屋(中村吉右衛門)さん四女瓔子さんの 結婚披露宴に招待を受けホテルオオクラに向う。 播磨屋さんには30年にわたるご贔屓を頂き今宴で着用の打掛も制作させていただいたご縁で高い席を用意いただき恐縮している…

2014年夏の「はんなり展」を終えて

例年銀座、吾妻通りで開催していた夏物の展示会を 今年は並木通りで開催した。 夏のきものは今では特殊なものになったかのようである。 暑い盛りに帯で締め付けられるのは真っ平 というのが女性の本音であろう。(よくわかる!) 染屋でも夏物は作らない所が多…

出版感謝パーティー

思いの外素晴らしい仕上がりであった「布の道標」の出版を記念してお世話になった方々を祇園三國にご招待して賑々しく出版感謝パーティーを催す。 あいにく杉本博司さんはパリでの個展の為出席はかなわなかったが泉田老師もわざわざ大宇陀からお出まし頂き愉…

能は難しい!

妻が観世流の謡を習い出して何年になるだろうか? 発表会があるというので岡崎の観世会館に赴く。 小さい子供達の出番が終わると妻ともう一人シテ役の女性、 地謡をしてくれる先生方7人の錚々たる布陣で始まった。 謡は言わずと知れた 観阿弥、世阿弥が室町…

新緑の糺の森(ただすのもり)

4月に満喫した桜を連休の蓼科で今いちど愛でる機会を得て 大満足、残雪の峰々が連なるアルプスは京都では観ることの できない雄大な自然美である。 この山々に故郷の想いを抱く人もきっと多いと思う。 やはりこの季節はおのずとと心が華やぎ身も心も解放さ…