新緑の糺の森(ただすのもり)
4月に満喫した桜を連休の蓼科で今いちど愛でる機会を得て
大満足、残雪の峰々が連なるアルプスは京都では観ることの
できない雄大な自然美である。
この山々に故郷の想いを抱く人もきっと多いと思う。
やはりこの季節はおのずとと心が華やぎ身も心も解放され
平和の有難さと万物の生命力を感じる。
そんな想いを抱きながら京都に戻ると新緑の糺の森では
5月3日に行われる流鏑馬の準備が着々と進んでいる。
京都の原風景とされる原生林は社殿と共に世界遺産に登録される京都の名所である。
私は殆ど毎日この森を通って散歩しているが
空気が10m隔てた大通りとは明らかにちがっている、
空気が澄んでいるというか濃いというか
まさに市中の幽谷とも言うべきスポットである。
5月15日には8世紀から行われている「葵祭」へと続き
賀茂神社が京都歳時の主役になる。
この営々と続く文化が京都文化の礎となり
日本文化を形成している。
この町に私は産まれ育ったことを誇りに思うとともに
逸久しく受け継がれていくことを願うものである。
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