嵐山を逍遥す。
新緑の嵐山、愛宕山に九輪草を見に行こう友人と出掛けたが
余りにも急峻な登り坂にすっかり閉口、スキーで鍛えたはず
の健脚も見る影ない。
翌日になっても増々強くなる筋肉痛に悩まされる日々である。
愛宕山といえば京都の最も高い山で標高約940mあまり、頂上
に鎮座する愛宕神社は都の北西を守護する火の神様である。
「火廼要慎」の護符は「おくどさん」(=カマド)、ご三体の
布袋さんが決まったようにセットになって京町家の炊事場
に収まっている。
また古典落語の演目としても有名で「いらち」=(せっかち)を
治してもらおうとお参りする主人公の姿を面白可笑しく聞か
せてくれる。
頂上付近は摂氏18度程と下界の真夏日とは隔絶の涼しさを
味わうことができる。一群の九輪草を見つけ写真に収めた。
以前は登山道の途中に一面の九輪草の花畑があったらしい
が最近は鹿が繁殖し花を食い荒らすと地元の人は話す。
嵐山の清流を眼下に見降ろし若葉萌える西山を逍遥する
休日は最高の一日であった。
ついでながら当社ホームページのリニューアルに伴って、私
のブログ(店主のこだわり)も化粧直しをするらしい。
大きく変わることはないと聞いているが、仕事への取り組み
を今後も披瀝していきたい。
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