江戸の「粋」(いき) と 都の「粋」(すい)
最近関東のお客様が増えた。
意識して江戸風を装っている訳ではないが、
何故か関東の方にご贔屓いただく。
私自身の中に江戸風を好む美意識があるからだろう。
所詮自分の中にあるものしか吐き出せないのだから。。
そこで気になるのは「 粋 」という漢字…
京都では、「すい」と読むことが多い。
しかし九鬼周造の名著「粋の構造」は「いき」と読む。
どちらが正しいかという事はないのかもしれない。
この2枚の文様から「 粋 」を区別しているつもりだが、
どう思いますか?
都では華やかで品のあるのを「すい」と言い、
江戸では男っぽい切れ味の良いものを「いき」と
私は区別しています。
皆様、是非ご批評をお待ちしてます。