再び杉本文楽を観る

多分最初で最後の大阪公演柳さんを誘って観賞に出かけた。

関西は私の地元であり会場が5000人収容のフェスティバルホールとあって交際範囲の中から一人でも多くの人に見て欲しいと懸命に勧誘に務めた。


その結果、友人、知人ら多勢が
決して安くないチケットにご協力いただき感謝に堪えない。


今回の演出は
前回東京で観たバージョンとは違ったものであった。


プロローグではモノクロ動画を利用したものとなり
前回の観音様(旧白洲正子氏蔵)のお出ましは無かった。


座席は杉本さんのご命令で最前列、いわゆる「砂被り」を割り当てられた、お陰で人形の表情や人形遣いの息遣いまで鮮明に伝わる大迫力を満喫することができた。


私の制作した「梅暖簾」も
相変わらず完璧な廓茶屋の雰囲気を醸し出している。


当日も含め全公演が満席状態
流石に杉本さんは大したものだ柳さんと頷き合った次第。


それにしても主人公の「お初」の衣装が気になるが紅の襦袢に
浅葱のしごきと廓の定番色が使われていたので我慢しよう。





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