鈴木 治展を観る。
京都国立近代美術館で開催中の「鈴木 治展」を観る。
同氏は陶芸の世界で八木一夫氏らと共にアートとしての陶器に
情熱を燃やした作家である。
初期の作品は例によって「織部」、「黄瀬戸」など桃山の焼き物を踏襲する。
しかし、
晩年の作は実用を離れ「観る陶器」、さらに絵巻物を連想させる
「詠む陶器」と変貌しアートへと進化して行くのである。
実は私も「着るだけのきもの」から「観るきもの」へと興味は移行している。
ただ、着れないきものなら、あの小袖形式にこだわらないから
単にテキスタイルになってしまう。
それは私のスタンスには合わない。
やはり「観て良し着て良し」が本筋だと思っている。
現在、鉄板と磁石を利用してボードにきものを固定することを
計画している。
上手く行けば、欧州での個展に可能性がでると意気込んでる
次第だ。
いずれにせよ創作は楽しい、
産みの苦しみは覚悟の上だが人生を意気に感じる。
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