世界遺産「清水寺」での撮影
先日清水寺へ撮影の為に久し振りに訊ねる機会を得た。
弊店からはそう遠い距離ではなく、
以前アメリカンボクサーを飼っていたころには毎朝、
清水寺の山門まで散歩に行っていた位である。
知恩院から円山公園、三年坂を経て寺の参道を登り、
新門前の店に戻るのにちょうど一時間の距離である。
今回、寺の由来を聞くのは初めて。
初代征夷大将軍、坂上田村麻呂の私寺であることは
以前から知っていた。
子供の頃、祖母から寺の裏の鳥辺山は姥捨山と
聞かさていたのでいつも恐ろしい場所というイメージが
今でも残っている。
しかし、あの有名な「清水寺の舞台」は優美である。
以前、ブログに山門は平安時代の遺構と書いたが
実は江戸時代の再建だと知らされた。
山門の優雅な屋根のフォルムはまさに平安時代の建築と
思い込んでいたのだ。
自分の記憶の曖昧さと観る眼のなさを恥じ入るばかりである。
寺の奥に位置する「音羽の滝」のあたりは
創建当時のままと聞いて京都の文化の奥深さを
しみじみ噛みしめる思いであった。
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