音に酔う


京都出身
今や時の人となった指揮者佐渡裕

盲目のピアニスト辻井伸行のコンサートが
京都コンサートホールで開催された。


チケットは確か半年前に購入し
その日が来るのを楽しみにしていた。


近頃、
京都では目ぼしいコンサートが開かれることが少なくなった。


一昔前は頻繁に著名なアーチストが入洛したものだが、
京都の経済的地盤沈下が原因なのか客が集まらないというのが専らの評判である。


3曲 のスラブ系音楽を中心に辻井君が独奏の小品を披露した。


演奏の出来栄えの程は私のような素人には分からないが
生のオーケストラの音のすばらしさに酔いしれた


永くオーディオを聴いていた経験から
バイオリンの高い音は感に障る不快感があるのだ。


スピーカーの再生能力はいかに高級であっても限界があり
又、視聴室の残響によって音が歪んでしまうのである。


しかし生にはそれがない、大音量で聴いても心地よい


コンサートホールは完全に満員状態
中には佐渡の友人、知人も多勢いたようであった。


やはりコンサートは満席で聴くのが楽しい。




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