「FAR OUT」写真集の衝撃!
137億光年(ビック バン)以来の宇宙の果てを世界の宇宙空間にある望遠鏡やハワイの天文台から写した写真集である。
表紙の裏面を飾るのは銀河系宇宙(=milky way)、
その一角に太陽系が存在する。
太陽系のことを「solar system」というらしい。
その太陽系の一つに我々の生活する「地球」があることは周知のことであるが、問題はその宇宙全体(?)の大きさだ。
この写真に写っている137億光年という距離をどう理解せよと
いうのか?
ビックバン以来、
宇宙空間に漂う物質がぶつかり合い焼成した一つが太陽であり地球であることも知っているが、実際の写真をみせられたら、
これはショックであり、思い悩むに十分な材料である。
つい最近も地球から10光年の位置に地球環境に近い惑星が発見され生物が生存する可能性が高いとのニュース、
酸素がなくてもヒ素で生命が維持される生き物が発見されるなど宇宙への科学知識が大きく前進した2010年であった。
また「はやぶさ」の7年ぶりの帰還なども記憶に新しい。
一方、我々地球人は小さな島の領有権で諍いが絶えない。
この愚かさは民族単位、宗教単位で善悪を決める近視眼的思考が原因しているのではないか。
紀元0年に2億人であった地球の総人口が約2000年間で約70億人まで膨張してしまったという。
この人たちを守ろうとする国家や宗教組織の努力が自然資源の確保へと走られ挙句の果てに領土の拡大へと向わせるのであろうが、19世紀の帝国主義が20世紀の世界大戦へと導いた悲しい体験をもう忘れてしまったというのか。
そろそろ目を覚まして、かけがいのない地球人としての自覚を持つべきである。
正月早々楽しい話ではないが
「FAR OUT」を見ているうちに考え込んでしまった。
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