ささやかな幸福
我が家に近い鴨川
ブログを始めておおよそ一年、時間の経つのは実に早いと
痛感する。
文章を書くのは得意ではないので稚拙な内容と文章力に、
読み返して赤面をしてしまうが、これが自分の実力であるから
認めざるを得ない。
ただ文章にすることによって曖昧にしてきた知識をしっかりと
確認出来るようになったのは有難いが、
きっと間違ったことも平気でアップしているのだろう。
時が過ぎゆく早さを、
「光陰矢の如し」や「白馬が間隙を過ぎるが如く」と
昔から喩えられているがまったく同感である。
約七年前「骨髄異形成症候群」という血液の病気で
骨髄移植を受けた。
当時の医学では55歳が移植の最高齢とされていた。
血液成分数値から移植を決断したが、5年後の生存率が7%と
宣告された時は「頭が真っ白」になったことをはっきりと覚えている。
現在の医学では、かなりの確立で生存できるようになったと聞くがやはり抗癌剤治療はきつい。。皺だらけの皮膚と毛の抜けた頭、鏡に映る80歳くらいの老人風貌になった自分の顔を見ると
実にやる瀬ない気持になった。
拒絶反応に耐える日々の中、元気になったら
鴨川べりを太陽の光を燦燦と浴びながら散歩するのが
夢だった!
7年経った今、その夢は叶い
「ささやかな幸福」
を満喫している。
生と死を分けるものは何なのか?
なぜ生き残って第2の人生を再び歩み出せたのか?
やはり人生の残された宿題を済ませるようにとの
ご託宣であろうと思い、
美を求め仕事専一に暮らす毎日である。
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