クリス ボッティにみる男の色気
「クリス ボッティ」はイタリア系アメリカ人の
トランペッターである。
先日、彼のライブDVDを見る機会があって、すっかり彼に一目惚れ、早速ブルーレイを買いこんで毎日のように観ている。
ジャズは学生の頃から大ファンであったが、マイルス デービスの死後はすっかり熱が冷めたままであった。
ジャズを生に近い音で聴きたいとオーディオにどっぷり首まで浸かり、アメリカまでスピーカーを買いに出かけたことも数回あった。
たしかレコードは600枚くらいあったと記憶している。
7年前にそれらを全部処分してジャズとも縁切り状態であったが「クリス ボッティ」との出会いで再びジャズ熱が蘇るかもしれない。
ジャズといっても彼のは
1950年代のジャズはビーバップと呼ばれ、今の時代にはちょっと違和感があると感じている。
彼はもう46歳らしいが、とても若くみえる!(=うらやましい)(笑)
トランペットの腕はマイルスには及ばないが彼には
天性のビジュアル的魅力がある。
舞台での何気ない仕草が絵になる男だ。
彼は聞くミュージシャンではなく、観るトランペッターである。
ややエコーの効いたミュート演法が彼の色気とマッチして聴衆を魅了する。
大勢のプレーヤーをゲストに迎えて様々なジャンルの曲を聴かせる彼のスタイルだが、なかでもヨーの奏でるチェロは中高音の艶と余韻が特に素晴らしい。
音楽は心の細かい「ささくれ」を癒してくれる大切な薬、
若いころからこの薬にはずーっとお世話になっている!
今年の4月にクリスは来日したと後で知ったが次回は必ずライブを見に行こうと決めている。
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