進歩の予感

今年は私自身にとっても、ぎをん齋藤にとっても素晴らしい
年になりそうな予感がする。


まず私個人としてはすこぶる健康である事。これが何よりも
大切なこと、ヤル気も健康から始まると誰よりも実感して
いるからだ。


次に仕事(=ほとんど趣味に近い)は昨年来の「」をテーマ
にした物作りを探求しているし、上質で複雑な織物を制作
するなどやりたい物に不自由はしない。若い頃は苦痛に思っ
ていた物作りの作業が今では何よりも楽しいものになった。


過日、新聞に公表された「きもの」業界の市場は総額約3000
円と横ばい状態らしいが、貸衣装化繊(=絹ではない生地)
の割合が増えて工芸的な高級品は減少しているという。


その件を知人で、きものとは全く門外漢の男性に話したとこ
ろ、彼から「いいもの」と「良くないもの」を見分けるには
どうしたらいいかと質問された。


私は即座に答えた、「消費者自身が自分の眼を養うこと、
それがダメなら眼が肥えている人に相談すること」と。


私が楽しみながら挑んでいる物作りは目利きと言われる人の
眼に挑戦する作業なのだ。



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