出版を決意
創業170年の記念として
古裂コレクションを出版しようと決めた。
振り返ってみれば30歳半ばから少しづつ蒐めてきた裂類も
100点余り、古いものは8世紀、唐時代のものから幕末までの
染織裂が手元にある。
この期に集大成として本にしようと
関西学院大学の河上繁樹先生に監修をお願いし英文訳を添えて出版をしようと考えている。
染織にゆかりのある学校や博物館に寄贈するのが主眼である。
タイトルは既に決めている。
「布の道標」(The guidepost of Fabrics).。
布が如何なる道を経て現在の姿になったのか?
現在まで受け継がれてきた裂類は「只者」ではない、それなりの
重要な裂だからこそ大切に扱われ珍重されてきたのである。
今一度自分でも再確認してみたい。
さらに染織の分野に興味を持つ若い後人の一助になればと願う故である。
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