究極の求人
「無給」である。
先月からHPで募集したところ四名の応募者があり
内一名の白井さん(3月芸大織物科卒)が今月2日から塾生として出社している。
このような手段を取らざるを得ないのが今の日本の織物の現状である。
昔ながらの職人達は高齢化に伴いリタイアする者が多く、
新しく職人として働く者は皆無に近い。
以前は当社でも有給で職人を育成いたことはあるが、一名だけが一人前の職人として齋藤織物の社員として働いてくれている。
このままでは織物は死語になりかねず、
敢えて究極の求人という手段に訴えた。
会社、
織物に情熱を持つ人、
行政が三位一体の努力をしなければ織物は続かない。
伝統産業の保護、育成を声高らかに謳う京都の行政も現実的な後継者育成の手立てを講じて欲しい。
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